WA
白色電融アルミナ
粗粒(~F220、~P220)、
微粉(#240~#8000)
バイヤー法によって精製されたアルミナをさらに電気炉で熔融して得られた研磨材です。 高純度かつフライアビリティーに富んでおり主に精密砥石やラッピングテープなどに使用されています。
特徴
- 原材料
- バイヤ法で精製した酸化アルミニウム(アルミナ)を電気炉で溶融し、凝固させた塊を粉砕整粒したもの。
Aよりも純度が高く、全体として白色を帯びている。 - JIS記号
- WA
- 化学名
- Α-アルミナ
(融解アルミナ) - 形状
- コランダム結晶
- 融点
- 2050℃
- 硬度
- モース12
- 特性
- Aよりも破砕性が高く、切れ刃が鋭い。また、ソーダ含有量の少ないものは高い電気抵抗を有する。
主な用途
精密砥石材料(ミニチュアベアリング、
メカニカルシール等の精密研磨用)。
ラッピングテープ材料
(各種電子部品研磨用)など。